【異論なしの最強投資法】S&P500指数連動ETFへの投資が最適

S&P500
投資見習い
ご自身の遺産をどのように運用するのか、奥さんに遺言されたそうですね。

 

バフェット
現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました。こうした方針をとることにより、高額な手数料をとる運用者を抱えている他の投資家よりも、長期では優れた結果を残せると確信します。

 

株式投資や債券投資、FX、外貨、仮想通貨に、競馬、宝くじに至るまで、世の中には無数に投資法があります。

 

結論から言えば、その中で最適な投資法はアメリカの株式への投資です。その中でもS&P500指数に連動するETFやインデックスファンドに投資するのが最強です。

 

おそらく、まともな金融リテラシーのある人で、S&P500への長期投資を否定することができる人はいないはずです。S&P500への投資法を認めつつ、自分なりの投資法を採用している人はたくさんいると思いますが、まともな金融・経済の知識があれば、S&P500への投資を根本的から否定することは出来ないと思います。

 

S&P500への長期投資が報われる理由は

①プラスサムゲームであること、

②株式の優位性、

③米国企業の株主還元意識の高さ、

の3つがあります。

①プラスサムゲーム

世の中の全ての賭け、投資は以下の3パターンに分類できます。

マイナスサムほぼゼロサムプラスサム
宝くじ、競馬、

パチンコ

FX、オプション取引

株式の短期取引

株式・債券への長期投資

不動産投資

マイナスサムゲームとは、参加者が基本的に損をする仕組みのことです。例えば、宝くじを考えてみます。宝くじを買った人の中では、ハズレて損する人と、当たって得をする人がいます。しかし、宝くじの運営元の利益も考えないといけません。宝くじを買った人のお金を集めて、そのうちのいくらかを運営元が利益として徴収して、その後、その残りの分から当選者にお金を配ります。つまり、得をする人よりも損をする人が多くないと宝くじの運営元は儲からないわけです。

 

宝くじは還元率はおよそ50%と言われています。これはつまり、もし発売された宝くじを全て購入すると、当選して帰って来るお金が50%ほどということです。宝くじで3億円当てたい場合には6億円分買わないといけません。これがマイナスサムゲームです。他のパチンコや競馬などはこのマイナスサムゲームになります。損する人が多くないと成り立たないですから、特別なスキルがない限り、必ず損する仕組みになっています。

 

真ん中のほぼゼロサムゲームというのは、先ほどの宝くじの例でいうところの還元率がほぼ100%ということです。勝者の利益の総額と敗者の損失の総額がほぼ同じになります。ほぼというのは、FXにしても株にしても証券会社などは取引手数料を徴収しますから、その分はマイナスになるわけです。つまり厳密にはマイナスサムゲームですが、手数料は1%もかからない場合が多いですので、ほぼゼロサムとしました。

 

プラスサムゲームというのは株式や債券、不動産への投資です。

 

例えば、マンションを購入して賃貸として貸し出せば、家賃収入が入ってきます。同様に、国債や社債などを購入し満期まで保有すれば数%ほどのリターンを得ることができます。

 

株式も一見すると株価の変動に目が行きがちですが、ビジネスを通じて会社が得た利益は株主のものとして還元されます。配当収入や株主優待はその一例です。

 

②株式の優位性

株式は債券や金、ドルなどと比べて歴史的に大きなリターンをあげてきました。

 

このグラフを見ると金(ゴールド)や通貨というのは本質的にはリターンを産む資産ではないと言えます。金(ゴールド)のグラフはずっと一直線で価値が変わりません。価値を保全する効果は抜群ですが、増えたり減ったりというのは一時的な価格の変動にすぎないということです。またドルもどんどん価値がすり減ってしまっています。これはすなわちインフレですね。時代・地域を問わず通貨はインフレリスクが付きまといます。2018年はトルコリラが大暴落しました。

 

資産運用の王道はやはり株式と債券です。

 

どちらの資産が良いかという議論では、基本的にリスクが低いのが債券、リターンが大きいのは株式と言われています。実際に、企業は有利子負債、すなわち銀行の融資や社債を優先的に返済します。その残りで株主にリターンを返します。つまり、返済の優先順位として債券の方が株式よりも高いわけです。そのため、債券の方が株式よりもリスクが低いと言われているのです。

 

しかしながら、『株式投資の未来』という著書の中でシーゲル教授は15年を超えると債券よりも株式の方がリスクすらも低くなることを発見しました。つまり、インフレが起こってしまうと、債券はその分リターンが目減りしてしまいます。。一方で、株式についてはインフレに負けない資産であり、物価が高騰しても、その分値段をあげることで長期的には利益を保つことができるのです。

 

したがって長期的な資産運用を考えるのなら株式が最適と言えるのです。

 

③米国企業の株主還元意識の高さ

株式といっても、日本株や米国株、中国株など様々な地域の株式があります。現在はネット証券の発展もあり国内、先進国、新興国といった地域を問わずに低コストで投資することができます。

 

その中で最もおすすめなのは米国株です。

 

もちろんアメリカは人口3億人以上を抱える先進国でありながらほとんど唯一人口が増加している国ですから、これからもアメリカの成長が見込めることも大きな理由です。

 

しかし、米国株の最大の魅力は株主保護が最も進んでいるということです。米国では会社は株主のものだという意識が浸透しており、会社は株主の利益を第一に行動します。

 

例えば、アメリカを象徴するコカ・コーラは56年間連続増配記録を持っています。つまり、56年間配当を増やし続けているのです。その間、コカ・コーラを保有していた投資家は毎年配当が増えていったのです。他にもマクドナルドは43年間、ジョンソンエンドジョンソンは56年間も増配記録を作っています。アメリカ全体で20年以上増配している企業は167社あります。

 

日本企業でも例えば、花王などは27年間連続増配するなど、株主還元に積極的です。ただ花王のような株主を大事にする日本企業はとても少ないです。そうした姿勢は外国人投資家に嫌われてしまう要因の一つで、日本企業には株主を第一にするという考え方が徹底されていません。儲かっているときも配当はわずかばかりで、業績が悪化すればすぐに減配にします。リーマンショックの時にもアメリカ企業は歯を食いしばって配当を出した一方で、日本企業はあっけなく減配しました。

 

こうしたカルチャーを踏まえれば、儲かった利益を着実に株主の懐に返してくれるアメリカ企業に投資する方が報われる可能性が高いと思います。

 

アメリカ株についてもっと知りたい方はこちら

アメリカ株分析記事へ

 

中でもオススメの投資先はS&P500

その上で、具体的にオススメなのがS&P500指数に連動したインデックスファンドです。

 

個別企業の株は株価の上下動も激しく、またどの銘柄を選べばいいのかを上手に選択するのはプロでも難しいです。

 

もちろん憧れの会社の株を直接保有する楽しみは大きいです。スターバックスやアップル、マクドナルドやコーラ、アマゾンやグーグルの株を直接保有する優越感はたまりません。自分のためにこれらの優良企業の社員たちが働き、そして毎年リターンをあげて、その一部を配当として振り込んでくれるのは株式投資の最大の楽しみであります。

 

しかし、投資のプロであっても、銘柄を適切に選んでS&P500指数よりも大きなリターンをあげることができるのは一握りしかいません。したがって、純粋なリターンのみを追求したいのであれば、個別企業を直接買うのではなく、インデックスファンドを購入した方がいいです。

 

特にS&P500指数に連動したインデックスファンドはアメリカの優良企業上位500社の詰め合わせ商品で、これまで平均年率10%を超えるリターンをもたらせてきました。もちろんインデックス投資とはいえ、リーマンショックがあったりITバブル崩壊があったりと、山あり谷ありではありましたが、辛抱強くS&P500を保有し続けた投資家は億万長者になっていきました。

 

具体的には、本場のETFなら、「VOO」を買うのが良いでしょう。日本円で投資するなら「eMAXISSIim 米国株式(S&P500)」という投資信託か、「SPDRS&P500ETF(1557)」というETFがおすすめです。ネット証券からわずかな手数料で買うことができます。

 

バフェット
米国のビジネスは時代を超えて素晴らしい成果を上げてきたし、今後もそうでしょう。プロでない人々が目指すべきなのは、勝者を当てることではありません。自分だけではなく、アドバイザーにもできません。代わりに幅広い領域にわたる企業を買えば、必ずうまくいきます。S&P500種株価指数に連動する低コストのインデックスファンド(指数連動型投信)を使えば目標を達成できます。

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