伝説の投資家BNF氏とは?バイト代160万から200億円稼いだ「ジェイコム男」

投資哲学

 

BNF氏とは日本で最も有名な個人投資家の一人で、特に「ジェイコム事件」で一躍有名になりました。BNFとは彼が2chに書き込む際のハンドルネームです。

 

2005年にマザーズ市場に新規上場された総合人材サービス会社ジェイコムの株式を、みずほ証券の男性担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力したことで、ジェイコム株は急落し、ストップ安になりました。これが世に言う「ジェイコム事件」です。

 

BNF氏はこの混乱の乗じて、7100株を取得。同日中に市場で1,100株を売り抜け、発行済み株式の41.38%に当たる残る6,000株を現金決済(およそ20億3,500万円)していたことが大量保有報告書で明らかになりました。

 

彼は一件について聞かれた際、「とくに感想はありません。私には関係のないことですが、個人が誤発注をしても誰も助けてくれないことに変わりはないので、私自身、これからも誤発注をしないよう気をつけるだけです」と答えています。

 

混乱の時間はわずかに16分間でしたが、この間に20億円を儲けたことでBNF氏はメディアに盛んに取り上げられ一躍有名人になり、「ジェイコム男」として世間に知れ渡りました。この一件で20億円を稼ぎ出しましたが、彼はまぐれの一発屋ではなく、この時点ですでに80億円の資産を築いていました。

 

大学生時代の時に貯めた160万円を元手にわずか数年で200億までに資産を増やしたことで、伝説のトレーダーとして投資家たちの憧れの的です。メディアなどには滅多にでないため、半ば「神格化」されている日本で最強の投資家の一人です。

 

(Wikipediaより)

 

ソフトバンク会長の孫正義さんから資産運用をオファーされたこともありましたが、人のお金を運用するのは嫌だということで断っています。

 

しかし、ここで注意しなければならないのは、天才的トレーダーであるBNF氏に憧れる投資家も多いかと思いますが、BNF氏の200億円の儲けの源泉はどこにあるのか?ということです。

 

BNF氏は短期投資を得意としています。そのため、企業の長期的な成長や配当などの要素は考慮せず、相場の動きに合わせてトレードしています。短期トレードの世界での利益と損失は、短期トレーダー間のやり取りで生まれるわけですから、BNF氏が200億円勝ったら、誰かが200億円負けなければ帳尻が合いません。これが長期投資ならば、企業の利益が配当や内部留保による株価成長によって株主が潤いますので、プラスサムゲームです。一方の短期トレードの世界では、株の配当や企業の成長などはほとんど無視できる範囲ですので、基本的にはだれかが得をすれば、その分はだれかが損をしている計算になります。

 

私自身も短期トレードに励んでいた時期があり、実際に利益が出ていましたが、このことに気づいてからは長期投資に切り替えました。みなさんも一部の才能のある天才トレーダー以外は長期的に投資することをオススメします。ちなみに近年のBNF氏は不動産投資を行なっています。これはもちろん数年から時に10年以上保有する長期投資です。

 

 

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