【NFLX】向かうところ敵なしのネットフリックスの業績と意外なライバル

【銘柄分析】ネットフリックス

元々はDVDのレンタル事業を営んでいましたが、動画ストリーミング事業が成功し、一躍世界を代表する企業に成長しました。全世界で1億人以上がネットフリックスと契約しています。契約者が増えると共に株価もグングン伸び、ついにメディアの王様であるウォルト・ディズニーの時価総額を抜いてしまいました。現在「イケイケ」なネットフリックスですが、強力なライバルもいます。

 

業績

まずは業績を確認しましょう。

 

ネットフィリックスはここ10年間の売り上げは年平均27%で成長しています。若者を中心に世界中の人々がNetflixと契約しています。一方で、利益率は平均7.5%と高くありません。とは言っても今は規模の拡大に専念する時期で、「ネットフリックス経済圏」が出来てからマネタイズします。今の時代は勝者総取りで、まずは規模を獲得するのが最優先です。現在のネットフリックスはコンテンツを生み出すために多大な投資をしています。オバマ前大統領もファンの大ヒットドラマ『ハウス・オブ・カード』はネットフリックスオリジナルドラマですね。

 

EPSは不安定ながらも一応右肩上がりです。利益は配当も安定していませんでしたが、これからは利益がどんどん伸びるステージになると予想されています。規模の拡大を優先しているので無配を継続中です。

 

動画配信サービスを支えるのは何と言ってもコンテンツ力です。魅力的なコンテンツがなければわざわざお金を払ってまで視聴したりはしません。

 

Netflixは現在とてつもないペースで自前コンテンツの制作に力を入れています。こちらはネットフリックスのキャッシュフローです。

 

攻めの姿勢を加速しています。利益のほとんどを自前コンテンツの強化に当てていますので、現在は利益は残りません。今後数年間は集中的に自前コンテンツを作り上げ、そのあとに利益をバンバン出すという計画です。

 

実際にエミー賞のノミネート作品の数ではネットフリックスが全米No.1です。ドラマシリーズ「ハウスオブカード」「ザ・クラウン」や「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などのオリジナル作品はネットフリックスの看板ドラマですね。着実にコンテンツ力を強化して消費者を惹きつけています。

 

ネットフリックの成長性はとてつもない勢いで、その将来性は目を見張るものがあります。しかし、PER132倍が正当化されるかは私にはわかりません。マーケットはPER132倍とプライシングしていますが、その株価は将来の成長性を過剰に織り込んでいる可能性もあります。厳しい市場の期待に答え続けることができなければ今後の株価は伸び悩む可能性をはらんでいます。

 

ネットフリックスの意外なライバル

ネットフリックスのライバルの一つはアマゾンでしょう。

 

現在アマゾンプライムビデオもコンテンツの充実を加速させています。アマゾンのプライム会員には配送料無料など会員ならではの特典がたくさんついていますから、これは動画専門のネットフリックスには真似出来ない強みでしょう。有料動画ストリーミングの中ではネットフリックスとアマゾンが2強ですが、アマゾンプライム会員の動画以外の魅力がネットフリックスには脅威になります。しかし、ディズニープラス、アマゾン、Huluといった本来のライバルはネットフリックの眼中にはないと言っています。

 

ネットフリックスがライバルと公言するのは「フォートナイト」です。これは世界的にヒットしているゲームです。動画にしろSNSにしろゲームにしろ、消費者の24時間をお互いに奪い合っていますから直接のライバルと言えます。「ライバルはフォートナイト。すでに負けている」とCEOが発言しています。

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