【5G関連銘柄】 ひふみ投信が本気で期待する5G本命企業

ひふみ投信

個人投資家に圧倒的に支持されているアクティブファンド・ひふみ投信は5G関連銘柄の発掘に力を入れています。

 

湯浅取締役運用本部長は日経新聞に対して「3〜5年で毎年15%程度の利益成長を期待できる5G関連企業に幅広く投資している」と答えており、実際にひふみ投信の運用資産のうち、実に12%以上が5G関連銘柄と言われています。重点的に5G関連銘柄に勝負をかけるひふみ投信の組み入れ銘柄を以下取り上げます。

アンリツ(6754)

「5Gの本命企業」と目されているのがアンリツです。

 

スマートフォンや携帯電話の基地局などに使われる通信用計測機器を製造している一見地味な老舗企業ですが、海外売上比率は65%以上もあるグローバル企業です。売上のおよそ半分はモバイル市場向けで、モバイル向けは海外市場が80%を占めます。2G、3G、4Gと技術革新が起きるたびにアンリツの業績は上向いてきました。

 

直近の第3四半期決算では営業利益、純利益ともに50%以上の上方修正を発表し市場を驚かせました。四半期利益ベースでは前年比4倍になっています。藤野社長は「アンリツの担当者によると、まだ5Gの恩恵は裾野の方」だと話し、引き続き保有を続けるとのことです。

 

(百万円)

 

協和エクシオ(1951)

 

協和エクシオは電気通信工事大手で、NTTなどの通信工事を中心に事業を展開しており、非常に業績が安定している銘柄です。常に仕事の量が一定程度あるため、業績がブレない強みに加えて、5G関連の工事も増えてきているため、業績の拡大が見込まれます。

 

NTTドコモが5G関連のために5年間で1兆円投資すると発表し話題になりましたが、その1兆円分はどこかの会社の売上になるということです。協和エクシオもその1兆円の恩恵を一部受けることになります。

 

協和エクシオのHPで月次需給状況が確認できますが、2018年の夏からかなり受注が増えていることが確認できます。

 

 

 

ネットワンシステムズ(7518)

 

NTTグループ向けの受注も多く、通信関係の業績は強いです。近年の業績は絶好調で、2018年3月期の営業利益は前期比43.4%増、2019年3月期の第1四半期も営業利益は前年同期比3.6倍と大幅に伸びています。

 

以前はフレッツや4G/LTEなどで伸びてきた会社ですが、近年の好業績の背景には、企業や官公省、地方自治体のためにネットワーク構築が伸びていることが挙げられます。特にマイナンバー制度が始まって以降、マイナンバー関連のセキュリティー強化の予算がついたことで、自治体向けの採用が一気に増えました。

 

5G時代を迎えれば、大量のデータ・情報が企業や官公庁のネットワークに行き交うようになり、それに伴ったセキュリティ強化は一般企業・自治体ともに絶対に必要になります。5Gが本格化する段階で、さらにセキュリティ強化事業が大きく伸びる可能性があります。

 

<5G関連銘柄>27社まとめ

(楽天証券より)

 

5G関連銘柄としては、携帯キャリアから半導体銘柄まで幅広い業種が取り上げられます。しかし、例えばNTTドコモやKDDI、ソフトバンクなどは、どちらかといえば5Gについて他社に遅れることなく設備投資しなければならない企業であり、5Gで儲かる企業という感じではありません。

 

むしろ、携帯キャリア3社が投資する先の企業に恩恵があると考えるべきでしょう。NTTが1兆円の投資をすると発表しましたが、NTTの設備投資費用がそのまま会社の売上になるような会社が一番恩恵を受けます。それがレオスが組み入れる、基地局工事の「協和エクシオ」や計測器を扱う「アンリツ」ということになります。息の長いテーマになる5G関連も企業を選別しながら投資する必要があり、ひふみ投信は足で稼いだ情報をもとにファンドの組み入れています。