アップル第2ステージ!サプスクリプションサービス開始でさらなる高みへ

【銘柄分析】アップル

アップルがサブスクリプションサービスに本格的に参入します。25日のスペシャルイベントでは、雑誌の購読サービス「Apple News Plus」、定額ゲームサービス「Apple Arcade」、動画ストリーミングサービス「Apple TV plus」が発表されました。

 

アップルは近年、デバイスの売上が停滞気味である一方、サービス部門が大きく成長しています。

 

 

このサービス部門はApp StoreやiCloud、Apple Careやグーグルから受け取るトラフィックコストなどがあります。このサービス部門は毎年20~30%ほどの成長を続けており、サービス部門はアップルの売上の15%を占めるまでに成長しました。2020年には2016年の2倍に当たる売上500億ドル(約5兆円)を突破することが確実視されています。さらにモスガンスタンレーのアナリストによれば、2023年には1000億ドル(約11兆円)を超えるという予想もあります。

 

今回発表されたサブスクリプションサービスは、アップルのサービス部門の成長を加速させることになります。

アップルニュースプラス

ありとあらゆる新聞と雑誌がひとつの場所に。

 

Apple News+と名付けられた雑誌・新聞のサブスクリプションサービスを開始します。月額9ドル99セント(約1100円)で300以上の雑誌や新聞が読み放題になります。

 

広告収入を主体としたビジネスモデルでは、PVを得たいがための炎上や著作権を無視したコンテンツ、フェイクニュースなどが蔓延しがちです。こうした「正直者が馬鹿を見る」状況では真面目にキチンとしたコンテンツを作っている会社がなかなか報われなかったわけですが、今回のアップルニュースでまともなニュースや記事が提供され、その対価がきちんと支払われる仕組みを作ろうとしています。

 

昨年にアップルは200誌以上のオンライン雑誌を提供するTextureを買収しており、定額での雑誌の購読サービスが開始されることが噂されていました。 

 

アップルアーケード

アップルはゲームの定額課金サービスにも参戦します。サービス開始はまだ先で、値段もまだ発表されていませんが、アップルアーケード内でしかプレイできないオリジナルのゲームが100タイトル提供される予定です。

 

専用のアプリではなく、アプリ・ストアのタブとして標準装備されるとのことです。標準装備となると、なんだか独占禁止法に引っかかりそうで怖い気もしますが。。。

 

iPhone、iPad、Macなど複数のデバイスで活用することができます。デバイスを切り替えても、同じゲームを続きからプレイできるようです。

 

アップルTVプラス

Apple TVアプリ上でしか見られない限定コンテンツ「Apple TV+」を発表しました。こちらも料金などは明らかになっていませんが、アップルオリジナルコンテンツを定額で提供するサービスです。

 

ネットフリックスは動画ストリーミングサービス業界を切りひらきました。今やディズニーを時価総額で抜きました。ネットフリックスの躍進を受けて、ディズニーは今年から「ディズニープラス」という動画ストリーミングサービスを開始します。さらにアマゾン・プライム・ビデオも人気です。こちらは純粋な動画サービスというよりもプライム会員のおまけ的なサービスですが、おまけにしては豪華でひとつのサービスとして十分戦えるくらいに豊富なコンテンツがあります。

 

アップルも満を持して動画ストリーミングサービスというレッドオーシャンに飛び込みます。