ディズニープラス発表で株価11%上昇!魔法の国から動画ストリーミング市場に乗り出す

米国株銘柄分析

ウォルト・ディズニーは新たにスタートする動画ストリーミングサービスであるディズニープラスの値段を11日発表しました。

 

ディズニープラスの月額料金は6.99ドルで、動画ストリーミング市場で先行するネットフリックスの12.99ドルを大きく下回る価格設定となりました。

 

世界中で愛されるコンテンツを豊富に保有するディズニーが、ネットフリックスの半額近い値段でサービスを開始するとあって、シェア獲得の期待が高まりました。株価は前日比プラス11.5%と一気に上昇しました。一方、迎え撃つ立場のネットフリックスは前日比マイナス4.5%となりました。

 

テレビではなくネットで動画を視聴する流れはもはや誰にも止められません。実際若年層になればなるほど、ネットでの動画視聴の習慣があります。

 

これは日本でもアメリカでも変わりません。

 

ウォルト・ディズニーは放送局を保有していますが、「コードカット」と呼ばれるケーブルテレビの解約が続いており、近年は株価が低迷していました。テーマパークのイメージの強いディズニーですが、売り上げの4割はメディア事業です。

 

 

ディズニーは典型的な20世紀のグロース株でした。テーマパーク事業、映画事業、放送事業などを手がけ、ガンガン成長してきました。

 

しかし、テーマパークや映画事業は好調なものの、テレビ離れのおかげでここ数年は事業の先行きが不安視され、株価も割安になっていました。

 

近年のネットフリックスの台頭を受けて、老舗コンテンツ企業のディズニーも重い腰をあげ、自前で動画ストリーミングサービスを始める決断をしました。アイガーCEOは今までネットフリックスに提供していたコンテンツを引き上げ、また21世紀フォックスを買収し、ネットフリックスに真っ向勝負を挑む体制を整えました。

 

動画ストリーミング市場では、先行するネットフリックス、最近参入を決めたアップル、アマゾンが提供するアマゾンプライムなど、競合がひしめくレッドオーシャンです。この市場でシェアを握るためには、なによりも視聴者を楽しませ続けるためのコンテンツが肝心です。

 

視聴者に「あの映画・ドラマが観たい!」と思われるコンテンツがなければ話になりません。

 

その点では、ネットフリックスやアマゾン、アップルはコンテンツを制作する段階にありますが、ディズニーはすでに世界中に多くのファンを抱える映画やキャラクターをたっぷり保有しています。

 

すでにコンテンツを多く抱えるディズニーがお手頃価格で動画ストリーミングサービスを始めたとなれば、多くの顧客を獲得することは確実でしょう。

 

また、個人個人の好みや趣味は割と多様化しますから、どんなに素晴らしいサービスであっても勝者総取りとはなりにくいです。

 

したがって、今からネットフリックスに勝負を挑んだとしても、一定のシェアを取ることは難しくないはずです。

 

ディズニーの動画ストリーミングサービスは成功すると予想します。